復讐の未亡人 続編のネタバレとは！？結末がエグ過ぎ！？

復讐の未亡人 続編のネタバレとは！？結末がエグ過ぎ！？

復讐の未亡人の続編を読んだので、ネタバレと感想を書いていきます。復讐の未亡人では、過労死で亡くなった夫の復讐を果たすために、主人公の密は同僚たちを次々と罠にはめて見事に復讐を果たしました。

続編では、その後の密について描かれていきます。

復讐の未亡人 続編のあらすじ

復讐の未亡人の最終回で、同僚の斉藤真言とのセックスシーンにて終了していました。今回続編では、二人は結婚し、密のお腹の中には新しい命が宿っています。

新居は高層マンションです。そこで隣人、坂本和代と知り合います。坂本は高齢で1人暮らしのため、なにかと密を頼ってくるようになります。斉藤はあまり坂本のことを快く思っていませんが、密は高いコミュニケーション能力で関係を築いていきます。

坂本の家に呼び出された帰りのこと、密たちの住む高層マンションに一人の女子小学生の凛が入り込みます。凛の様子に何かを感じ取った密は斉藤に後を追わせます。すると、凛はマンションの非常階段から飛び降り自殺を図ろうとするのでした。

斉藤に間一髪救われた凛は、密に話を聞かれ「死んで、祟り殺したいやつがいる」と告げます。その話を聞いた密は、そっと笑うのでした。

復讐の未亡人 続編のネタバレ

坂本和代はセキュリティアラームを誤作動させては、密を呼び出すようになります。助けてくれたお礼にと密をお茶に招待します。そこで密が妊娠していることを知り、流産に気を付けるように何度も流産という言葉を口にします。

すると密の気分が悪くなり、トイレで吐いてしまいました。そんな密を見て、坂本は自分のつわりもひどかったことを話します。周りに理解者がいなかった苦痛を語り、最後に「でもここはとおっても安全なところだから大丈夫ね」と黒い影を背負いながら笑うのでした。

坂本の家から帰るときに、密はマンションの階段を登ろうとする女子小学生を見つけます。彼女の様子に何かを感じた密は斉藤に後を追わせます。すると、女子小学生の凛が階段から飛び降り自殺を図ったのでした。斉藤が受け止めて助けますが、本当に死のうとしたことはわかりました。そして凛は「私を殺してください」と言いました。

凛は学校でいじめにあっていました。しかし、1人だけ大事な友だちがいるので平気でした。しかし、家庭にも問題は山積みでした。父親が母親に暴行を働いており、弟にも暴力をふるいます。そして凛自身は暴行だけではなく、性的虐待も受けていました。

あるとき父親が家で暴れて、凛の大切な弟を殺害してしまいます。凛は反省の色を見せない父親への殺意が芽生えます。しかし、女子小学生は無力で自殺して祟ってやろうと思い、自殺を図ったのでした。密は凛の話を聞いて、微笑みました。

斉藤は通報することを提案しますが、密は反対します。密には何か考えがあるようでした。密が決めたら動かないことを知っている斉藤は無茶はしないでくれと言って黙認します。

復讐の未亡人 続編の感想

意味深な密の過去シーンの描写が出てきます。密自身も性的虐待を経験しているようです。そして、妊娠も初めてではないような描写もあります。密の過去に関する伏線もあちこちに散らばっているので、どのように回収されていくのかが気になります。

凛のように密も性的虐待を受け、肉親に復讐を果たしたことがあるのではないかと思われます。復讐の未亡人として復讐をやり切った強靭なメンタルの持ち主である密の過去が一体どのようなものなのか明かされるのが楽しみです。

密自身が秘密を纏っていることで、密のキャラクターが際立ちます。あいかわらず美しい体で、新しい夫の斉藤とセックスを堪能しているシーンは魅惑的です。

密自身の復讐は終わりましたが、復讐の未亡人は復讐の快感を知っています。その快感を味わうために凛の復讐に密はどのように手を貸していくのでしょうか。

坂本の存在も気になります。言葉の端々に影があり、夜になると密たちの部屋にまで響き渡るほど泣き喚いている坂本は明らかに精神を病んでいるようです。凛と坂本が食事をとるシーンもあることから、この二人も無関係のままではいないでしょう。この坂本と凛との関係性の動向も今後のカギになっていくのではないでしょうか。

密には凛と坂本、新しく出会った点と点の存在が繋がって見えているのかもしれません。密は綿密な計画を立てて、自分の思う通りにことを運ぶことができるので、この新しい点と点がどのようにつながって、新しい復讐劇へと繋がっていくのかワクワクしてしまいます。

復讐という後ろ暗いものをテーマとしているのに、その復讐がどんなに鮮やかに行われるのかを楽しみにしてしまうところが復讐の未亡人という作品の魅力です。

復讐の未亡人2は新しい人物の登場とその背景に焦点があてられています。さまざまな伏線が張られていて、これから始まる新しい復讐の序章であったので、次巻への期待が高まります。

また復讐の未亡人本編のときのような復讐の快感を教えてくれることを期待しています。